尿毒症(にょうどくしょう)

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尿毒症(にょうどくしょう)

尿毒症(にょうどくしょう)

「尿毒症」とは、腎臓の機能がなんらかの理由で低下し、体の中の老廃物や不要な水分が体内にとどまってしまう状態のことを指します。この状態が続けば、吐き気や食欲不振、だるい(倦怠感)、疲れやすい(疲労感)、貧血、見えにくい(視覚障害)などが生じるようになります。さらに、むくみ(浮腫)や咳、呼吸困難、胸に水がたまるなどの症状が出てきます。尿毒症は腎不全に伴い発症する症状ですが、腎臓の機能が徐々に悪化していると、自分では気づくことがなく進行することも少なくなくありません。検査をして初めて分かることもあるのです。血液検査を行うと、クレアチニンや尿素窒素(BUN)などの値が異常値を示します。これらは老廃物であり、腎臓の機能が低下すると高く値が出ます。尿毒症をそのままにしておくと、命の危険がありますので、「腎代替療法」の治療が必要になるのです。

 

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