人工透析(じんこうとうせき)

透析に通うのがツライと思ったら
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人工透析(じんこうとうせき)

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「人工透析」とは、腎機能の補完を行う治療法の総称です。人工透析は、血液透析(HDhemodialysis)と腹膜透析(PD:Peritonial Dialysis)の大きく2つに分けられます。この2つの治療法は、ともに体にたまった毒素や水分を除去、電解質(イオン)などを正常化する方法です。「電解質」とは、血液や体液に含まれるナトリウム、クロール(塩素)、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのことで、5大栄養素のミネラルに属します。この2つの治療方法は、ともに毒素や水分、電解質を通す膜(半透膜)を介して、透析液を患者さんの血液と接触させて血液から除去します。血液透析では、ダイアライザー(ろ過装置)と呼ばれる人工的な機械の中の「透析膜」を使い、腹膜透析では自分のお腹の中の膜(腹膜)を使います。血液透析は日本では主に医療機関などで通院・入院して行い、腹膜透析は自宅でほぼ毎日行います。

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