腎臓移植(じんぞういしょく)

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腎臓移植(じんぞういしょく)

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「腎臓移植」は、ドナー(臓器提供者)から腎臓を提供していただき、移植手術をし、新たに健康な腎臓を植えることで、腎機能の改善を図る治療法です。腎臓移植は、健康な親族(配偶者を含む)から2つの腎臓のうち、1つの腎臓を提供を受ける「生体腎移植」と、亡くなられた方から腎臓の提供を受ける「献腎移植」の2つに分けられます。献腎移植は、日本臓器移植ネットワーク(JOTNW)にあらかじめ登録された腎臓の提供を受ける人(レシピエント)から選択基準に従って候補者が選ばれ、腎臓が移植されます。腎臓移植を受けた後は、免疫抑制薬などを服用する必要はありますが、腎臓のほぼすべての機能が保管され、腎臓の機能は正常に近くなります。腎代替療法としては、唯一の根本的な治療法です。しかしながら、日本ではドナーの数が決定的に少ないため、国内で腎臓移植がそれほど進んでいないのが現状です。したがって、腎臓移植を希望しても、ドナーが見つかるまでは、人工透析を行う必要があります。

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